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回遊動線と収納計画で叶えた、家族4人の快適な暮らし 築46年・155㎡マンションをフルスケルトンリノベーション

    TV
    リビング
    リビング
    キッチン
    トイレ
    UB
    洗面台
    可動棚

Before

施工前写真

Floor Plan

間取り図

Data

施工データ

施工地域 品川区
築年数 46年
施工期間 3ヶ月
金額 1,400万円
施工場所・特徴 キッチン,浴室,洗面所,トイレ,リビング・ダイニング,洋室

Reform Story

リフォーム ストーリー

中古マンション購入を機に、フルスケルトンリノベーションをご依頼いただきました。
築46年を迎えたマンションは、間取りや設備が現在の暮らし方とは合わなくなっていました。
「子供の成長に伴い、それぞれの個室を確保したい」
「夫婦も在宅ワークや趣味に集中できる空間が欲しい」
一方で、「家族が自然と顔を合わせる時間も大切にしたい」
そんな想いから、155㎡という広さを活かしながら、家族それぞれの居場所とつながりを両立できる住まいづくりがスタートしました。

プランニング

今回のリノベーションでは、築46年という建物の状況を踏まえ、給排水管の更新を含むフルスケルトンリノベーションで計画がスタートしました。
壁や天井、設備をすべて解体し、住まいを躯体の状態まで戻した上で、間取りや設備計画をゼロから再構築しています。
一方で、大型梁や躯体壁など、マンション特有の構造上取り除くことのできない制約も多く存在しました。
特に155㎡という広さがありながらも、自由に間取りを組めるわけではなく、構造とのバランスを考慮しながら何度もプランを練り直しました。
その中で、お子様それぞれの個室、ご夫婦のワークスペース、回遊できる洗面動線、大容量のパントリーなど、ご家族のこれからの暮らしに必要な機能を一つひとつ整理しながら形にしていきました。
また、子供部屋へ向かう際にはLDKを通る動線を採用しています。
成長とともに家族それぞれの時間が増えていく年代だからこそ、自然と「おはよう」「いってきます」「おかえり」の挨拶が生まれる住まいを目指しました。

図面
図面
図面

LDK

住まいの中心となるLDKは、家族が集まる場所としてプランを立てました。
既存の閉鎖的なレイアウトから、開放感のある大空間へ。
テレビ面にはブルーのアクセントクロスを使用することで、グレーを基調とした空間の中で程よいアクセントとなり、インテリア性を高めています。
照明はブラックのダクトレールとスポットライトを組み合わせ、ホテルライクな印象に。梁を活かしながら空間全体に一体感を持たせました。
また、LDK全体には電気式床暖房を設置。冬場でも足元から暖かく快適に過ごせる空間となっています。

玄関ビフォー
玄関アフター
玄関ビフォー
玄関アフター

ダイニング側には収納スペースを設け、日用品や生活用品をすっきり収納できるよう計画しました。
収納内部にはロボット掃除機の待機スペースを確保し、扉下部をあえて開放することで、収納扉を閉めたまま自動で出入りできる仕様に。生活感を抑えながら、日々の家事負担を軽減する工夫を取り入れています。

玄関ビフォー

キッチン

キッチンにはLIXIL「シエラS」を採用しました。
ご家族とのコミュニケーションを大切にしたいというご要望から、LDK全体を見渡せる対面キッチンを計画。料理をしながらでも家族との会話が生まれるレイアウトとなっています。
設備面では、リンナイ製のフロントオープン食器洗い乾燥機を選びました。大容量で一度に多くの食器を洗うことができ、ご家族4人分の食事後の片付けも効率的に行えます。
また、水栓にはタッチレス水栓、ガスコンロにはリンナイ最高級グレードの「デリシア」を採用。日々の使いやすさはもちろん、お手入れのしやすさや調理性能にもこだわりました。
背面にはカップボードとパントリーを配置し、食品ストックや調理家電をすっきり収納できるように。生活感が出やすいキッチンまわりを整理しやすくしています。
さらに、対面カウンターは既製品では対応できない長さであったため、集成材下地にダイノックシートを施工して造作しました。空間全体のデザインに合わせて仕上げています。
カウンター高さについても細かく検討を重ね、水栓やシンク内がリビング側から見えにくい高さに設定。対面キッチンの開放感を確保しながらも、生活感を抑えたすっきりとした空間を実現しています。

キッチン全体
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
パントリー
パントリー
パントリー
カウンター

洗面所

今回のリノベーションでは、既存の洗面脱衣室と洗濯機置き場を一つの空間へ再構築しました。さらに室内に設置されていた給湯器をバルコニーへ移設することで、限られたスペースを有効活用しながら、広々とした洗面空間を実現しています。
築年数の経過したマンションでは、当時の設備計画によって給湯器が室内に設置されているケースも少なくありません。今回も給湯器が大きくスペースを占有していましたが、設備計画を見直すことで空間にゆとりを生み出しています。
洗面化粧台には幅1200mmのLIXIL「クレヴィ」を選びました。さらに300mm幅のトールキャビネットとアッパーキャビネットを組み合わせることで、ご家族4人分のタオルや洗剤、日用品のストックまでしっかり収納できる計画としました。
三面鏡の内部収納も活用することで、洗面まわりに物が出にくく、すっきりとした空間を維持しやすくなっています。
また、水栓にはタッチレス水栓を採用。帰宅後すぐの手洗いはもちろん、洗濯や掃除などの家事の際にも衛生的かつ快適に使用できます。
動線計画にもこだわり、洗面室は玄関とLDKをつなぐ回遊動線の一部として設計しました。出入口には引戸を採用することで、開閉スペースを必要とせず、朝の身支度や洗濯などの家事動線をスムーズにしています。
帰宅後の手洗い・洗濯・入浴準備までを一つの空間で完結できるようにすることで、毎日の暮らしやすさを高めた洗面室となりました。

ビフォー
アフター
ビフォー
アフター

浴室

既存の浴室はタイル張りの在来浴室でした。
在来浴室は自由度が高い一方で、冬場の寒さやお手入れの負担、経年による防水性能の低下などが課題となるケースも少なくありません。
今回のリノベーションでは、築年数も考慮しながら浴室を一新。断熱性能や清掃性の向上を目的として、LIXILのシステムバスルーム「スパージュ」へ交換しました。
浴室全体を保温材で包み込む保温構造により、冬場でも快適な入浴環境を実現。床や浴槽まわりのお手入れもしやすくなり、日々の負担軽減にもつながっています。
また、浴槽には人造大理石「グランザ」を採用。上質な質感と美しい光沢が、ホテルライクな空間を演出します。
さらに、肩湯や腰ほぐし湯を楽しめるアクアフィール機能を搭載。お住まいでありながらスパのようなリラックスタイムを楽しめる浴室となりました。
ご家族が毎日使う場所だからこそ、デザイン性だけでなく快適性やメンテナンス性にも配慮した空間へ変わっています。

ビフォー
アフター
肩湯

トイレ

今回のリノベーションでは、レイアウトを一から見直し、ホテルライクなレストルームをテーマにデザインしました。限られた空間の中でも、広がりを感じられる居心地の良さを追求しました。
便器にはTOTOのネオレストを選びました。タンクレスデザインにより圧迫感を軽減し、清掃性・節水性にも優れた設備となっています。
トイレ側面にはカウンターを設けました。キッチンカウンターと素材感を統一するため、集成材下地にダイノックシートを使用しました。空間全体に統一感を持たせながら、手洗いスペースや小物置きとしても活用できる設計です。
アクセントウォールには、LIXILエコカラットの「ノルディックカラー セージグリーン」を使用しました。調湿・脱臭機能だけでなく、やわらかな色合いと素材感が空間に上質なアクセントを与えています。
照明にはオーデリック製ペンダントライト(品番:OP034348LR)を採用。柔らかな灯りがエコカラットの陰影を美しく映し出し、トイレでありながら落ち着いて過ごせる空間を演出しています。
また、便器上部には造作収納を設け、トイレットペーパーや掃除用品などを十分に収納しやすいよう工夫しました。生活感を表に出さず、すっきりとした空間を維持できるよう配慮しました。
設備だけを新しくするのではなく、素材や照明計画まで含めてトータルコーディネートすることで、毎日使う場所だからこそ心地よく過ごせるレストルームへと生まれ変わりました。

トイレ正面
ビフォー
アフター
アフター(収納扉開いてる)
手洗い

主寝室

主寝室は約11.5帖のゆとりある空間を確保し、ご夫婦がゆったりと過ごせる落ち着いた空間としてプランニングしました。
収納にはウォークスルークローゼットを設置。衣類や季節物を十分に収納できる容量を確保できます。
洗面室とも近接しているため、「起床 → 着替え → 洗面」「入浴 → 着替え → 就寝」といった日常動線がスムーズになり、生活のしやすさにも配慮しました。
また、室内には可動棚収納も設け、ご家族のライフスタイルの変化に合わせて柔軟に活用できるよう設計しています。

ビフォー
アフター
WTC
アフター

子供部屋・ワークスペース

お子様の成長を見据え、個室を確保するとともに、ご夫婦が在宅ワークや趣味にも活用できるワークスペースを新たに設けました。
今回のプランでは、子供部屋へ向かう動線をLDK経由とすることで、自然と家族が顔を合わせる機会を増やしています。
近年の新築住宅でも採用されることの多い「リビングを通る動線」を取り入れることで、お子様の成長後も家族のつながりを感じられる住まいを目指しました。
また、それぞれの個室は将来的なライフスタイルの変化にも対応できるよう、シンプルで使いやすい空間構成としています。

ビフォー
アフター
ビフォー
アフター
ビフォー
アフター

玄関・廊下

住まいの第一印象となる玄関・廊下は、LDKと統一感のある落ち着いた色味でコーディネートしました。
床にはLIXILの600×300タイルを採用し、高級感のあるホテルライクな印象に一新。玄関収納はフロートタイプとすることで足元をすっきり見せ、空間に広がりを感じられるよう工夫しています。
また、玄関脇にはあえてオープンスペースを設け、ゴルフバッグやスーツケース、アウトドア用品などの大型荷物を収納可能に。日常的に使用する物を出し入れしやすく、住まい全体に持ち込まずに管理できる点も特徴です。
廊下には可動棚収納を造り、季節用品や日用品のストックなど、ご家族のライフスタイルに合わせて柔軟に収納できるようにしました。

ビフォー
アフター
玄関スペース
収納

まとめ

築46年のマンションをフルスケルトンリノベーションすることで、設備や配管を一新するとともに、ご家族4人のこれからの暮らしに合わせた住まいへと生まれ変わりました。
大型梁や躯体壁など築古マンション特有の制約がある中でも、収納計画や回遊動線を工夫することで、広さを活かした快適な住まいを実現しています。
家族それぞれの居場所を確保しながらも、自然と顔を合わせ、つながりを感じられる住まいとなりました。
これから先も、ご家族の皆様が心地よく暮らし、それぞれの時間と家族の時間の両方を大切に育んでいただけることを願っております。