
Reform Story
リフォーム ストーリー
40代のO様ご夫婦と小さなお子さまが暮らすご家庭からのご相談でした。
これまで住んでいたお部屋では、子どものおもちゃやご夫婦の洋服などをすっきり収納できるスペースがなく、生活空間が限られていることがお悩みでした。
お子さまの成長とともに物が増えていくことも見据え、ゆとりある広さと機能性を兼ね備えた住まいを求めて、引っ越しとリノベーションを決意。私たちは、狭さや収納の悩みを解消しながら、家族が心地よく過ごせる空間づくりをご提案しました。
家族のこれからの時間を、より快適に過ごせる住まいづくりがここから始まりました。
プランニング
ご夫婦が最も重視されたのは、間取りの回遊動線と内装材・デザインの統一感でした。
一方で、水まわりの製品については優先順位を整理し、ある程度は調整が可能と判断。最大の課題となったのは、「収納の住所」をどのように決めるかという点でした。
収納力を確保すれば回遊動線が犠牲になり、回遊動線を優先すれば収納量が減ってしまうという相反する問題に直面。何度もプランを練り直しながら、動線と収納の両立を図りました。

リビング・ダイニング
床材には、LIXIL製「ラシッサDフロア ライトクレイ調」を採用しました。
通常30cm幅のフローリングを45cm幅にすることで、継ぎ目が少なくなり、空間にゆとりと高級感をプラス。石目調の落ち着いた色味が、内装全体のトーンをやさしくまとめています。


廊下とリビングの扉位置を見直し、隣接する洋室と一体化。動線を整理しながら視線が奥へと抜ける設計とすることで、約20畳の開放的なLDKが生まれました。
家族がそれぞれの時間を過ごしながらも、自然と気配を感じられる距離感です。


天井には間接照明を採用し、壁面にやわらかな光を広げることで、昼と夜で異なる表情を演出。バーチカルブラインドをアクセントに加え、縦のラインを強調することで、空間全体をよりすっきりと見せています。
光と影のコントラストが美しく、時間帯によって印象が変わる上質なリビング・ダイニングに仕上がりました。


キッチン
既存のコの字型キッチンを壁付けI型に変更し、回遊動線を確保しました。玄関からリビングを通らずに洗面所経由でキッチンへアクセスできるため、重い荷物もスムーズに運べます。家事動線を整理することで、日々の調理や片付けのストレスを軽減しました。


キッチン本体にはクリナップ製「ラクエラ」を採用。タッチレス水栓や浄水器、掃除しやすいレンジフードを導入し、使い勝手と衛生面を両立しています。加えて、ガスコンロからIHヒーターへ変更することで、安全性も向上。小さなお子さまがいる家庭でも安心して使える設計です。


壁面にはAICA製セラールパネルを施工し、色味や質感を統一することで空間にまとまりをもたせました。作業性だけでなく見た目にも配慮した、家族みんなが快適に使えるキッチンに仕上がっています。


洗面所・浴室
回遊動線を意識しつつ、収納量が極端に減らないようプランニングしました。洗面台には引き出し収納と吊戸棚を設置し、タオルや日用品など必要なものをすっきり収められる工夫を。壁面には名古屋モザイク製「ニューヨーカーグラス」のタイルをアクセントとして加え、上質で明るい印象を演出しています。



ユニットバスにはLIXIL製リノビオVシリーズを採用。落ち着いた色味とシンプルなデザインで、リラックスできるバスルームに仕上げました。水回りを集中させた動線設計により、家事や入浴の効率も向上。限られたスペースでも、使い勝手とデザイン性を両立させた空間となっています。

トイレ
トイレ本体は既存を再利用し、コストを抑えつつも快適性を維持しました。手洗い壁面にはエコカラット「ストーングレース(ダークグレー)」を施工し、シンプルながら質感のある空間に。ダークグレーの落ち着いた色味とタイルの立体感がアクセントとなり、上品で清潔感のあるトイレに仕上がっています。


寝室
従来の扉付きクローゼットを、ウォークスルー型へと改装しました。収納内部を通り抜けできる動線とすることで、回遊性を高めながら日々の身支度もスムーズに行える設計にしています。


寝室と収納空間をゆるやかに分離しつつ、壁面を有効活用することで十分な収納量を確保。用途ごとに整理しやすいレイアウトとすることで、衣類の管理もしやすくなりました。家族の成長や持ち物の増加にも柔軟に対応できる、将来を見据えた収納計画です。


玄関・廊下
ベビーカーの置き場所を確保するため、既存の腰壁収納を撤去しました。玄関まわりの動線を見直し、靴置き場の扉もあえてオープンスタイルに変更。
出し入れがしやすくなり、忙しい朝でもスムーズに使える空間へと整えました。さらに、アールの垂れ壁を採用することで、直線的になりがちな玄関にやわらかさをプラスしています。


壁面にはエコカラット「サンティエ(アイボリー)」を施工し、上質な質感を演出。姿見を組み合わせることで空間に奥行きが生まれ、外出前の身支度も快適に行えます。
機能性とデザイン性を両立した、ホテルライクな玄関に仕上がりました。


まとめ
特にデザイン面のご要望を叶えるため、職人との打ち合わせに注力しました。事前資料と現場での調整を重ねたことで、広さと収納力を両立した、美しい住まいが完成しました。
O様ご夫婦からは、「リノベーション後は家に帰るたびに気分が上がります。家族と担当の原さんとともにこだわった間取りや素材、デザインのすべてが反映され、暮らしの満足度は格段にアップしました。回遊動線は買い物帰りだけでなく日常生活でも便利で、子どもも家中をぐるぐる走り回って楽しそうです」と嬉しいお言葉をいただきました。

















