
Reform Story
リフォーム ストーリー
十数年前、新築当時から心惹かれていたマンション。ただ当時は価格が高く、生活圏も異なっていたため、泣く泣く購入を見送ったM様。
それから年月が経ち、名古屋市内で物件探しを始めた際に、再び目にしたそのマンションは、価格もこなれて手が届く存在に。
「やっぱりここに住みたい!」という思いが再燃し、ついに念願の住まいとして迎え入れることになりました。
購入後は、設備が全体的にまだ使える状態だったため交換はせず、トイレのみを新しくすることに。
そして、「せっかくなら内装も変えて、自分たちが考える"Modern"な空間にしたい」とマニカホームにご相談いただきました。
プランニング
M様ご夫婦がアメリカ旅行で訪れた際に宿泊された、ブルックリンの有名ホテル「1 Hotel Brooklyn Bridge」。
そのロビーの内装に強く惹かれ、「リフォームをするなら、あの雰囲気にしたい」と理想のモダンな住まいのイメージが固まっていたそうです。
自然素材を活かしたデザインや、上質で落ち着きのある中にも温かみを感じる空間に魅力を感じられたとのことでした。

プランニングの段階では、トイレ・クローゼット・洗面を除き、室内の扉をすべてガラス扉に。
ホテルのような開放感を日常の中でも感じられる住まいを目指しました。
また「既存のリビング・洋室・和室を一つの大きなリビング・ダイニング空間としてまとめたい」というご要望も出ましたが、それぞれの部屋で天井の高さが異なっていたため、すべてをそろえられるかが一つの課題でした。
しかし実際に解体を進めてみると構造的な問題はなく、結果的には天井の高さをすべてフラットに整えることができました。
リビング
以前お住まいだったご自宅では、25畳以上ある広々としたLDKで快適に過ごされていました。
今回の住まいでは、和室や洋室によって空間が仕切られており、LDKとしての一体感が感じにくく、どうしても狭く感じてしまっていたそうです。
そこで、「以前のような開放的な空間にしたい」というご要望のもと、間仕切りをなくし、ひと繋がりの広々としたLDKへリノベーションすることに。
和室と洋室の境にあった壁を撤去したことで開放感が生まれましたが、天井に段差ができることが判明しました。


その際、M様から「反対側にも同じ柱型を設けて、空間全体のバランスを整えたい」とのご提案をいただきました。
既存のリビング側の梁型は、新しい空間に合わせて意図的に延長し、統一感を演出。
意匠的にも美しい壁面・天井に仕上がりました。


照明計画では、ダウンライトの数や位置、角度などを細かく調整しながら、
M様のイメージ通りになるよう何度も打ち合わせを重ねました。


キッチンでは、腰壁のカウンターを新調。
アイカ製のカウンターをショールームでじっくりと選定し、色味や質感にもこだわりました。
ご夫婦それぞれのご希望を反映し、旦那様の「フラット対面でスッキリ見せたい」という意見と、奥様の「手元を隠したい」というご要望の両方を叶える、絶妙な高さと形状の腰壁を造作しました。

さらに、「LDKをより広く見せたい」というご希望に応え、間仕切り壁の一部をガラスドアに変更。
光を取り込みながら空間を柔らかく仕切ることで、より開放的で明るいLDKになっています。
インテリアは「1 Hotel Brooklyn Bridge」のロビーのような雰囲気をイメージし、M様ご自身がコーディネートされました。
木、石、金属など異素材をバランスよく組み合わせ、ナチュラルながらもモダンで落ち着きのある空間に仕上げています。
自然素材の温もりとホテルライクな洗練さが程よく調和した、居心地の良い"Modern Living"を実現することができました。
玄関・廊下
玄関の収納を一新し、床から浮いたような「フロートタイプ」の収納を採用しました。足元の空間が生まれることで、圧迫感のないすっきりとした印象に仕上がっています。
収納は天井まで高さをとり、収納力を確保しつつも、全体を美しくまとめるために細部までこだわりました。


次に課題となったのは、収納の中にある分電盤とインターネット配線でした。現場で打ち合わせを重ね、これらを露出させずに美しく収納の中に組み込む必要がありました。
収納内部に点検・配線用のスペースを確保しながらも、外からはまったく見えない設計に成功しました。また、照明や大理石調の床材といったマテリアルとの調和も意識し、空間全体の上質感を引き立てています。
機能性と美しさの両立を叶えた、洗練された玄関・廊下になりました。


トイレ
以前はタンク付きのトイレをご使用されていたM様。「掃除がしやすく、しっかり流れるトイレにしたい」とのご希望から、タンクレスのトイレへのリフォームをご検討されました。
しかしタンクレスに変更すると、それまでタンク上のスペースに置いていたトイレットペーパーや掃除用具の収納場所がなくなってしまうという悩みがありました。
そこで、トイレ背面に幅約15cmの造作壁を設け、収納スペースを確保するプランをご提案。この壁を設けることで、トイレットペーパーや掃除道具をすっきりと収めることができ、見た目も整いました。
掃除もしやすく、機能性とデザイン性を両立したトイレ空間に生まれ変わりました。



まとめ
今回のリフォームでは、工事全体を通じて各施工箇所ごとの注意点を丁寧にご説明しながら、M様ご夫婦としっかりとコミュニケーションを重ねていきました。
細部にまでこだわりを反映し、完成イメージを共有しながら一歩ずつ形にしていくことで、信頼関係を築きながら理想の住まいを共に創り上げることができました。
施工後にはM様ご夫婦から、「自分たちのイメージ通り以上に仕上げていただき、ありがとうございました」と嬉しいお言葉をいただきました。


















