
裸足の季節 床材の質を高めた、入居者が喜ぶ快適なお部屋
Reform Story
リフォーム ストーリー
「子供が生まれてから巣立つまでの思い出が詰まった家を、売却や解体をせず、良い状態にリフォームして賃貸物件という形で残したい」というご要望をいただきました。
お客様宅は特に一等地にあるということもあり、賃貸物件として一定以上のクオリティが求められる一方で、多額の費用をかけることは難しいという制約がありました。
そこで、既存部分を最大限活かしつつ、必要な箇所は骨組みから作り直すことで、内装の品質を高めるプランニングを心がけました。
家族の思い出を大切にしながら、賃貸物件として魅力ある仕上がりを目指しました。
リビング
もともと窓が多く、日中は自然光だけで十分明るさを確保できるリビングでした。
しかし、高い傾斜天井が開放感を生む一方で、夜間の照明がやや物足りない印象がありました。
そこで、天井全体を暖色の間接照明で照らすプランを採用しました。
光が木材に反射することで、部屋全体にまんべんなく柔らかく温かみのある光が広がり、心地よい空間に変わりました。





今回採用した30mm厚の無垢杉板フローリングは、木材特有の空気を多く含む性質により、踏み心地がやわらかいです。
また、断熱性にも優れているため、冬でも裸足で歩くと木の温もりを感じられる快適なフローリングです。

LDKは天井が高く窓が多いため、湿気や空気質の管理が課題となります。
そこで、LDKの壁には3mm厚の漆喰を施工しました。この漆喰が調湿・消臭の効果を発揮し、大空間の快適な環境を維持する役割を担っています。
まとめ
来客のあるリビングには無垢の杉のフローリングを採用し、木の温もりと上質感を演出。家族が普段過ごす部屋や廊下には絨毯を敷き詰め、スリッパなしでも快適に過ごせる床に仕上げました。
用途に合わせた床材を選ぶことで、住まい全体の快適さを向上。既存の間取りや柱を活かし、住んでいた頃の雰囲気を残しつつ、自然素材を取り入れて温かみのある空間に仕上げています。
施工後、お客様から「きれいに仕上げてもらえて嬉しいです。感謝しております」との嬉しいお言葉をいただきました。






Planner
鈴木 輝宗

経歴 | 映像制作会社勤務 |
---|---|
趣味 | 邦楽ロック、ライブ鑑賞 |
特技 | 瞬発力、動体視力 |
休日 | 買い物、ライブ、フットサル |
弊社では担当者に直接依頼をすることも出来ます。
こちらの担当者をご希望される場合は、お問い合わせ頂いた際に
ご覧になった事例のタイトルと担当者名をお伝えください。
※担当エリアによってはご希望にお応えできない場合もございます。