施工事例

賃貸の月々の家賃負担が大きく、それならばと物件購入を検討し始めたK様。
当初は新築マンションを探していましたが、予算と広さとの折り合いの付く希望の物件にはなかなか出会えなかったそうです。
そこでリフォームを前提に中古物件探しを行い、現在のお住まいに決められました。
K様は「リフォームの知識が全くなかったので、雑誌を購入して勉強しました」とのこと。
事前に、リノベーションのアイデアを収集するなど、好みのテイストを探してくださっていました。

キッチン

ご夫婦ともにキッチンに立たれるとのことで、カウンターの高さはお二人が使いやすい高さを選びました。
さらにコンロ周りにはマグネットが使用できるホーローのキッチンパネルを設置するなど、利便性にもこだわりました。

デザインにもこだわりがたくさん詰まっています。
直角のキッチンシンクやステンレスの材質がお好みだということで、ご採用頂いたのはナカネ新建材のNSキッチン。
こちらのキッチンは本体部分のみでなく、扉の素材までステンレスを選択できます。
K様からは
・リビング側に腰壁設置が必要ないフラット対面スタイルのキッチンを提案してもらえた（ステンレス天板のキッチンでは珍しい）
・今回希望した『NSキッチン』の施工実績がある点も安心できる（NSキッチンの施工実績がある業者が少ない）
この２点が、弊社に工事を相談いただく大きなポイントだったと仰っていただきました。

さらに、食洗器とレンジフードは別のメーカー（クリナップ）のものを組み合わせ、ガスコンロは無骨なデザインのグリルレスタイプを選択。
壁面のホーローパネルをはじめとし、それぞれのパーツ・設備の機能面を重視しつつ、ステンレスのデザインを前面に押し出す仕上がりとなりました。

洗面室

カウンタータイプの造作洗面台がご希望でした。
最初のイメージは「モルタル調のカウンターに、壁にはタイルを貼り、横幅いっぱいに鏡を設置する...」などやりたいことが盛りだくさん。
それらを全て取り入れると予算オーバーになってしまうため、相談しながらご希望に近い商品を探しました。
最終的に設置したのは、アイカ工業の「アイカスタイリッシュカウンター」。
おしゃれなボウル付カウンタ一スタイルの洗面台で、さらにその中でもボウルがフラットな「シームアンダーデザイン」タイプ（カウンター素材：コーリアン）をお選びいただきました。
カウンターにはモルタル調に近い色目を選択し、全体の予算とご希望のデザインのバランスをとることが出来ました。

また使い勝手を良くするため、今までリビング側にあった収納の扉を洗面室側へと向きを変え、加えて洗面室の入り口ドアを開き戸から引き戸に変更しました。
「ドアを変えたことで洗面室の利便性がグッと向上しました。具体的には、夕飯の調理中に幼い娘が１人でお風呂に入るのですが、キッチンから浴室が見えるため、料理をしながらでも子供の見守りが出来るようになりました。またその際、ドアが引き戸になったため、ドアを開け放していても洗面室の前を通る人の邪魔になりません。」と話してくださいました。

玄関

「玄関が広く見えるようにしたい」と、間取りと収納にこだわった玄関。
洋室との間仕切り壁の位置を変更し、間取り変更を行いました。
また床材について、当初希望されていた無垢材は高価でしたので、色柄の近い朝日ウッドテックの床材を採用しました。

まとめ

そのほか、居室のハンガーパイプやトイレのタオル掛けといった部分はお客様がツールボックスで購入されたものを取り付けました。
下見の際の的確な判断・他社と比較した際の価格等を評価いただき、マニカホームを選んでくださったK様。
工事後、「打合せを進める中でオーバーしがちだった予算を、担当の藤田さんが上手くまとめてくれて助かりました」とお褒めいただきました。