施工事例

お子さまの独立をきっかけに、家の中の悩みを解消するためご自宅のリフォームを始めたA様。
ご希望は、閉鎖的なキッチンを開放的にすること。そして寒さが苦手な奥様のために床暖房をつけることでした。
「冬場に灯油を買いに行くのがとても大変。今後は楽に過ごせるように、大変なことは省いていけるような暮らしがしたい」と仰っていました。
以前、弊社で外壁塗装を行った縁から、今回もリフォームするならマニカホームでお願いしたいと、同じ担当者へご依頼頂きました。

A様のご自宅は、２×４工法の間取りで壁を簡単に抜くことができないなど、リフォームを行う上で制約がありました。
２×４工法で間取りを変えることはあまり例がなく間取り変更は出来ないかもしれないと思いましたが、可能な限りご希望を叶えたいと思い、A様にはご自宅を建てられた建設会社様へ抜ける壁があるかどうか連絡を取って頂くようにお願いしました。
実際に建設会社様へ確認したところ抜ける壁があると分かり、間取りを変更することが出来ました。
他の住宅に比べて自由度の少ない２×４工法で建てられた住宅でも、A様や建設会社様にご協力頂けたおかげで間取り変更が叶いました。

LDK

「LDKを全体的に広くしたい。閉鎖的なキッチンの壁を抜き、開放的にしたい」とのご希望がありました。
キッチンは収納力とカッコ良さを兼ね備えたLIXILのリシェルSIを選ばれました。
ダウンライトをメインの照明にしたいとのご要望を頂き、リビングは部屋の用途によって明るさを変えるため、調光が出来るタイプのダウンライトを設置しました。
しかしダウンライトだけではキッチンに立った時に手元が暗くなってしまうため、スポットライトをつけるご提案をしました。

普段からスッキリした空間で過ごされていたA様。リビングにも使い勝手のよい収納場所を設けたいとのことでリビングに元々あった押入れをクローゼットに変え、収納スペースには掃除機をしまえる場所を確保。あわせて家電の充電も出来るように、収納内部にコンセントを増設することをご提案しました。
ご主人様が建築関係のお仕事をされており、内装工事の際には現場で一緒に打合せを重ねました。ご主人様みずから寸法を出して壁にエコカラットを貼り、窓枠・カウンター・玄関框にはダイノックシートを貼って頂きました。
私たちと一緒にリフォームに参加していただき、ご主人様と一緒に造り上げたお部屋となりました。

リフォーム後には、自宅へ帰ってくるのが楽しみになったと仰っていただけました。
キッチンの使いやすさはもちろん、キッチンやリビングに設置した床暖房は４面に分け、スイッチ式にしたことで温める場所を選べるように。ご夫婦がそれぞれ床暖房を必要な場所で使えるようになったため、「快適な空間になってよかった」とお褒めの言葉を頂きました。

これまで日常的に使用することがなかった和室は、リビングと繋げて広い空間に。和室へ続く廊下もあまり通ることがなく「空間を上手く使って収納スペースを作りたい」とのご希望もあり、廊下へ通じていた場所を閉じて可動棚を付けました。

お風呂・洗面

今回のリフォームのお話から２年前に、老朽化と寒さが気になるとのことで、お風呂と洗面のリフォームをご依頼頂きました。
湯船に浸かることが好きというお話を伺っていたためいくつかのショールームへご同行しましたが、ご納得頂いている様子ではないと感じ、1616サイズで横幅が広いもの、温かさや掃除のしやすさを考え、トクラスのYUNOをご提案しました。
A様にYUNOをとても気に入って頂き、今回のリフォームの際にも「湯船が気持ちいい。快適に使っている」と仰って頂けました。

洗面化粧台はTOTOのオクターブを選ばれ、収納力もアップして使いやすいとのことです。

今回LDKに床暖房を設置しましたが、これにより２年前にリフォームしたこちらの洗面所と段差が出来てしまうという問題が発生しました。
床暖房は、一般的には既設フローリングの上から設置するものですが、今回発生した段差をなくしたいというご要望もあり、既存のフローリングをすべて外してから床暖房を設置、その上からフローリングを張り直すことでこの段差を解消しました。
新しいフローリングには、イクタのビンテージフロアーラスティックを選びました。

まとめ

リフォームをすることで、希望していた「寒さ対策」・「収納力アップ」・「カッコよさ」をすべて叶えることが出来たと仰っていただきました。
ご主人様は建築関係のお仕事をされている関係上、プロとしてお付き合いさせていただいている面があり、現場を共にする機会が多く、他のお客様とまた違った、独特な深い繋がりがありました。
現場も私たちも育てて頂き、リフォームが完成した時には、共に造り上げた気持ちがとても強く残りました。