開放的な空間へ バリアフリーと利便性を兼ね備えた住まい
Reform Story
リフォーム ストーリー
高齢のお母さまが施設に入居されるとのことで、今までお母さまが住まわれていたマンションの一室が空いてしまうのを機に、ご自宅を売却したY様。
定年後の新しい職場に近い、このマンションへ移る決心をしました。
どこにリフォーム工事を頼むのか検討していたところ、見積書に防災工事費の記載があり、信頼できる会社だと思ったことがきっかけで弊社へご依頼頂きました。
自由度の高いレイアウトに出来るスケルトンリフォームを行ったことで、開放的な空間が出来上がりました。
そんなマンションリノベーションの一例をご紹介します。
プランニング
「とにかく開放感のある間取りにしたい」とのご要望を頂きました。
打合せを開始した当初は感染症の流行もあり、風通しを良くすることもリフォームのポイントでした。
お母さまがいずれ施設から戻られる可能性も考慮しながら、出入口ドアの段差を極力なくし、バリアフリーと利便性を兼ね備えた間取りへと作り変えることになりました。
リビング・ダイニング・キッチン
玄関ホールの引き戸を開けると、20畳ほどのLDKが広がります。
新設したリビング収納の内部にLAN配線やWi-Fiのルーター・モデム等を配置して、見た目をすっきりさせました。
キッチンとその背面のカップボードにはクリナップのラクエラを選びました。落ち着いた配色とオープンなレイアウトによって高級感のある仕上がりになりました。
寝室・書斎コーナー
寝室の間仕切り壁は最小限の大きさにしました。壁の上部に隙間を設けることにより、開放的な印象になりました。
間仕切り壁の間接照明は、担当が「ここに間接照明を入れた仕上がりを見てみたい」と言い、Y様の許可を得て追加したものです。
間接照明の効果で昼夜の雰囲気がガラッと変わりました。
書斎コーナーには最低限の棚と、後から机を置くことを想定し、コンセントを作りました。用途に合わせて使えます。
寝室・書斎コーナー・その奥にあるウォークインクローゼットと、リビングからドアを挟むことなく、スムーズに行き来することが出来ます。
浴室・洗面脱衣室・トイレ
ユニットバスはLIXILのリノビオを設置。元々のユニットバスより大きいサイズに変更しました。
洗面化粧台にはPanasonicのフロートタイプのシーラインを採用し、足元にスペースを作りました。
ひろびろとした洗面脱衣スペースには可動棚が2つ並び、無駄なく使える大容量の収納になりました。
トイレは建具での間仕切りを作らず広い空間に設置したことで、車いすでの利用も可能な介護のしやすいレイアウトになっています。
玄関・ホール
玄関にはシューズクローゼットの他に大きな収納を作り、Y様のゴルフ用品を入れられるようにしました。
土間収納なので、帰ったらすぐにゴルフ用品を入れることが出来ます。
内部にはハンガーパイプも設置し、帰宅した際のアウターもそのまま掛けられます。
玄関収納の上部の壁にはエコカラットを貼りました。こちらもY様の許可を得て担当の好みで追加したもので、エコカラットが映えるように照明の位置も変更しました。こちらもY様に大変気に入っていただけました。
まとめ
今回、全面的に床を組み直して防音性能を確保した上で、仕上げ材には一般的にマンション用に使用される防音フロアよりもお値打ちなフロアタイルを使用。
加えて他の水まわり設備のキッチンや洗面化粧台も高級感のある設備を選び、お値打ちながらもハイグレードな空間を演出できました。
もちろん価格と見栄えだけでなく、お部屋全体で見た時の仕上がりや、使い勝手、利便性なども向上させています。
工事をする中で新たに生まれた、間接照明の追加やニッチの設置、エコカラットの施工などのご提案も大変喜んでいただき、終始楽しくお打ち合わせ・施工を進めることができました。
Y様、この度は弊社に工事をご依頼くださり誠にありがとうございました。
Planner
伊藤 雅大
経歴 | 中京大学情報理工学部情報知能学科 卒 |
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趣味 | カメラ・服 |
特技 | ハウスダーツ |
休日 | 古い町めぐり |
Planner
加藤 彰吾
経歴 | 愛知工業大学工学部建築学科住居デザイン専攻卒 |
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資格 | 元テニスインストラクター |
趣味 | テニス、バスケ、ランニング |
特技 | バックハンドストローク、ボレー、股抜きショット |
休日 | 育児 |
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