Reform Story
リフォーム ストーリー
お友達と一緒にお酒を酌み交わす
贅沢なひと時は年を重ねる毎に、さらに味わい深い時間に
そんなコンセプトをT様と共有し計画がスタートしました。
リノベーションプラン
もともとT様のお宅は2世帯住宅でキッチンが2か所あり、それを1ヵ所にまとめてLDKにしたいとご要望を頂きました。
LDKを新しく作るとなると、そこでどう過ごすのか。どんな空間を思い描くかの共有がとても大切になります。
そこでコンセプトをお互いに共有するために、ヒアリングを行いました。
お客様の思い描く住まいを整理すると『友達と外でBBQをした後に、家の中で飲み直して過ごしたい』でした。
LDKの改装だけを想定してプランを作ると、もしかしたらT様の理想の住まいにはならなかったかもしれません。
ヒアリングは工事の内容を決める為ではなく、どう過ごしたいのかを決める為だと個人的には思っています。
なのでヒアリングと合わせてイメージの共有を進めて行きT様の理想の住まいに近づけるようにパースでもご提案しました。
増築
打ち合わせを重ねて出来たプランは"増築"してLDKを作る案でした。
大事にしたのはお庭とダイニングキッチンとの距離感でした。
お庭でBBQをした後に、お家の中でまた飲み直せる環境となるとお庭と食事スペースとキッチンの距離を目が合うくらい近い距離感のほうがいいなと思いました。
また照明も、その場の雰囲気に合わせて明るさや暖かさを調整できるようにしたほうがいいなとも思いました。
お庭とダイニングキッチンの距離感を近づけるために、出来るだけ大きな窓で計画しました。
キッチンとダイニングはⅡ型の対面キッチンとダイニングカウンターにして、割烹のようなスタイルになりました。
その際に対面キッチンにするには、お部屋の広さが人が通れる幅分だけ足りなかったので、増築をして動線を確保しました。
ダイニングキッチン
ダイニングキッチンのカウンターの案はT様ご夫婦のご要望を元にして実現しました。
また天板の作業スペースを広く取りたいとの事でしたのでⅡ型にして天板の広さを確保しました。
キッチン選びも、収納計画やデッドスペースの有効利用方法など念入りに計画しました。
室内の雰囲気はT様がお持ちの家具や小物の高級感を損なわないように、天井にはウエスタンレッドシダーを、床には大理石調のフローリングを敷きました。
リビング
もともと和室だった部屋を重厚感のあるリビングに。
T様からは部屋をLDKにする際に広く見せたいとご要望を頂いていましたので、可能な限り壁を取り、抜けない柱には造作のオープンニッチを取り付けて広く見せつつ高級感が出る仕組みに。
またTVの裏には外壁用の石材+間接照明をアクセントにして、重厚感が出るよう設計しました。
おわりに
今回は高級感や開放感と合わせて別空間にいるような雰囲気を大切にしました。
お客様から選んでいただいた理由をお聞きした所、『一番融通が利く所』との事でした。
T様はある程度やりたい間取りや仕様のイメージがあり、それをうまくまとめてくれるところを探していたそうです。
以前、他社さんにあれはダメ、これは無理と検討すらしてくれない事を経験していたそうなので、弊社のできるだけ希望を叶えるため考えてくれる姿勢をみて決めて頂けたそうです。
T様には希望以上のものに仕上げてくれたとおっしゃっていただけて、本当に嬉しかったです。
Planner
小田切 大輔
経歴 | 名城大学理工学部卒 |
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趣味 | 熱帯魚・サッカー・フットサル |
特技 | フレアバーテンディング |
休日 | 自転車で雑貨・家具屋めぐり |
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