施工事例

アパレル関係のお仕事をしているお二人の新居づくりをお手伝いさせていただきました。
洋服の多い2人と一緒に作った収納やセンスの良いお部屋の空間は必見です！

A様はご結婚を機に両親からマンションの一室を譲り受けることとなり、リフォームして新居にしたいとご要望をいただきました。
またやりたいこと少しが決まっていて、それを全体のバランスを見ながらうまくまとめて欲しいとの事でした。
・キッチンを壁付けからフラット対面に
・服が多いのでクローゼットを充実させたい
・床材で使いたいと思っているものがある
上の内容を全面改装とのバランスを見ながらプランニングしました。

頂いたご要望をもとに一度パースを作りイメージの共有をして、そこからA様の思い描く住まいが少しずつ出来上がっていきました。
キッチンは3Dパースから変更はあったものの、フラット対面ですっきりとした仕上がりに。
マンションでキッチンを対面にする場合は、多くの場合床を作り替えないとキッチンの排水が流せません。
そこで床を上げて、狭くならないように天井も上げて、フラット対面とコンロ前の壁との兼ね合いを解決して、キッチンの幅を考えて床を作り・・・
キッチンをただ取り換えるのではなくその周りも含めて考えに考え抜いて納めました。
またリビングからの見え方も出来るだけ空間に溶け込み、上げた床がキッチンと一体感の出るように幅をぎりぎりに計算して納め、色も合う材料を使いました。

それぞれの洋室にあるクローゼットは、解体工事後にA様に一番大きい服を持ってきてもらいそれがハンガーパイプに掛けられる寸法を取りながら一緒に作り上げました。
特に奥様のお洋服が多いのと、寝室側はパイプスペースがありクローゼットの中が一部狭くなっていたので、ハンガーパイプを1列の箇所と2列の箇所に分けて作りました。もともとあった家具も一緒に収納が出来るので、お部屋をすっきりとおしゃれに見せることが出来ます。
また寝室とリビングには内窓を取り付けて、近くを通っている電車の騒音も防いでくれます。

A様の使いたかった床材は市松模様のナラ材のようなテイストでした。質感も無垢の床材をご希望されていたこともあり、今回はBOARDのヴァロンを使いました。
無垢の床材を家全体に張るイメージをされていましたが、お客様の全体のご希望と予算のバランスをみて、リビングダイニングのみ張りました。
そのぶんの予算を間取りの変更・収納・水まわりにまわせたので、バランスよくやりたい事が出来て予算内に収まりました。