施工事例

中古マンションの購入をきっかけにリノベーションを計画されたM様。
住みやすく、ライフスタイルがより良くなる工夫が詰め込まれた住まいが出来るまでを、物語にしました。
是非ゆっくりご覧ください。

中古マンションを購入したのをきっかけに、古いマンションだったので全体的に使い勝手よくしたいとのご希望をいただきました。
初めは古くなった水まわりリフォームを中心に話を進めておりましたが、M様のライフスタイルをお聞きして、より良いものをご提案させていただく中で、すべての部屋を工事することとなりました。

打ち合わせを重ね、プランも出来上がり、いざ解体工事がスタートしました。
解体工事中にはM様に現場にお越しいただき、実際に部屋の広さを確認してもらい工事を進めていきました。

工事が進むごとにM様の思い描いていたことが現実になっていき、約2か月半の工事期間が終わり、M様の思い描いたお住まいが出来上がりました。
最新設備の使い勝手はもちろん、お孫さんが来て走り回っても大丈夫な広々とした空間になりました。

ここからはこだわった箇所ごとにご紹介いたします。
まずはLDK。お孫さんが遊びに来るので広々とした空間にして、一角にはお仕事スペースを設けました。
お孫さんが走り回って遊べるほどの大空間で、自宅でお仕事をすることもあるM様にとっては家族と一緒にいながら仕事もできる空間に。

リビングの収納はダイニング横に配置しました。扉をハイドアにして大きく開口を取り、内部はオープンスペースにして収納量を確保しました。
また躯体の柱と扉までの細い隙間は、モデムや配線関係などでごちゃごちゃしやすい機器をスッキリとまとめておけるように工夫しました。
また、とても広い空間にすることで、照明のスイッチが遠くなってしまうデメリットは、Bluetoothでリモコン操作ができる照明機器で解決いたしました。

キッチンは開放感のある、システムキッチンに生まれ変わりました。
もともと付いていた位置と場所を変えると配管経路の問題が出てしまいますが、それを造作の壁作り、配管経路を確保。無駄なスペースにならないよう、ニッチを作りおしゃれに収納としてもお使いいただけるようになりました。

普段夫婦二人で食事をしているカウンターテーブル。お孫様が遊びに来た際には、壁内に収納ができるようになっているオリジナルカウンターで大きいテーブルを出してみんなで食事ができるようになります。
洋室の一部屋はお孫さんがお泊りする際の寝室としても利用するとのことでしたので、天井には星空が浮かび上がるようなクロス、壁には思い切った柄クロスを使用しました。

もう一つの部屋は、ご主人様の趣味のスペースに。
アロワナ達を飼育するのはとても大変のようで、大きなポンプで水を循環させたり水槽の水をこまめに入れ替えたりしないといけません。
リビングに面している壁側に、ポンプがあるので壁に断熱材をいれ、リビング側に音漏れしないようにする工夫と洗面所に水槽の水入れ替え用の水栓を作り、少しでも手間の解消になるような工夫をしました。

廊下とリビングの床の高さが違うため不便というお声があったので、廊下からリビングまではバリアフリーに。
洗面所・お風呂・トイレは排水管の関係もあり床の高さが上がってしまいましたが、できる限り下げて、段差がないように作ってあります。
一番排水の高さが出てしまった洗濯排水のみ、洗濯パンの部分のみ床の高さを上げて他がさらに下げられる工夫もしてあります。
お風呂はサイズを1216から1616に大きく広くしました。また、二枚引戸で出入りが楽な仕様になっています。

トイレは緑色の和のカラークロスをアクセントにした、和洋折衷のモダンな空間になりました。
お客様が緑色のクロスをご希望されており、それを活かした和のテイストでご提案することでうまくコーディネートできました。
廊下は大きな玄関収納を設置し、無駄なスペースをなくすとともに、玄関収納の下に少し高く床を作り各排水が通っています。
これにより、実用性はもちろんバリアフリーでかつすっきりとした見た目となりました。
玄関框（かまち）は人工大理石で作った特注の框で、さりげなくも高級感のある玄関になりました。

工事完了後、M様にどうしてマニカホームを選んでいただいたのか、お尋ねしました。
M様は建築関係のご職業だったこともあり、リノベーションをおこなうにあたってリフォーム会社を
『きちんと工事をしてくれるのか』
『こちらの意思や意見をきちんと汲んでくれるのか』
を基準に選ばれたとのこと。
たいへん光栄で、嬉しく思います。
また、工事中のことについても『現場の職人さんたちが話しやすく、要望や気になるところを伝えてもむすっとせず聞いてくれた』と職人さんをほめていただき、嬉しかったです。

M様の工夫がたくさん詰まった住まいづくりの物語は、今回はここまでとなりますが、自慢したい箇所はまだまだたくさんあります。
さらに詳細に知りたくなった方は、ぜひマニカホームへご相談ください。