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新瑞橋ショールーム

その掃除、家を傷めてるかも?素材別・正しいお手入れ法

こんにちは!

毎日の掃除、つい「汚れが落ちればOK」と思ってしまいがちですが、

その掃除方法、家の素材に本当に合ってますか?

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例えば、メラミンスポンジでシンクをゴシゴシ擦ると、細かい傷がついてサビの原因になることも。

フローリングに水を撒いて拭くと、木材が反ってしまうリスクもあります。

最近の住宅では、

LOW-Eガラス(ガラスの表面に特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラス)や

人工大理石、クッションフロアなど、機能性の高い素材が多く使われています。

それぞれに適した掃除方法があることを知らずに万能な道具で済ませてしまうと、

せっかくの性能が台無しになってしまうこともあるんです!

では、素材別に正しい掃除方法を簡単にご紹介します。

・フローリング(無垢材・複合材)

水拭きやスチームクリーナーの使用すると、水分が浸透し、反りや変色の原因になります。

おすすめは乾いたマイクロファイバークロスで拭く。

汚れがひどい場合は固く絞った布で優しく拭くのが良いです。

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・人工大理石(キッチン・洗面台)

研磨剤入りのクリーナーや金属たわしでゴシゴシしてしまうと、

表面が傷つき、ツヤが失われてしまいます。

おすすめは中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。

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・LOW-Eガラス(窓)

アルカリ性洗剤や新聞紙での拭き取りをしてしまうと、コーティングが剥がれる可能性があります。

おすすめは専用ガラスクリーナーとマイクロファイバークロスを使用して拭き取りましょう。

・クッションフロア(トイレ・脱衣所)

強い塩素系洗剤の使用してしまうと、変色や素材の劣化を招きます。

おすすめは中性洗剤を薄めて使い、柔らかい布で拭き取りましょう。

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素材に合った掃除方法を選ぶことで、家の美しさと機能性を長く保つことができます。

たとえば、LOW-Eガラスの断熱性能を損なわずに掃除できれば、夏も冬も快適な室温を維持できますし、

フローリングの艶やかさが保たれれば、部屋全体の印象も明るくなります。

また、素材を傷めない掃除は、結果的にメンテナンス費用の削減にもつながります。

「掃除=汚れを落とす」だけでなく、「掃除=素材を守る」意識を持つことで、

家族みんなが気持ちよく過ごせる空間づくりができますね。